憧れの芦生 1泊研修
芦生研究林には広大な原生的な森が残されています。
「植物学を学ぶものは一度は芦生演習林を見るべし」
と称され、1000種を超える維管束植物など、多様な生物が生育・生息しています。
全国の大学の研究・教育の場として利用され、ガイドツアーを通じて一般市民にも親しまれています。
またこの森に来たくて自然大学に参加された方も多くおられます。
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さぁいよいよ、憧れの芦生研究林へ!どんな出会いがあるかな
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本研究林内で確認されている種数(亜種等を含み植栽種は除く)は、木本植物273種、草本植物654種、シダ植物120種と
なっています(合計1050種。暫定値)。200種は「京都府レッドデータブック2015」に記載されています。 -
本研究林内にはエゾユズリハ、ヒメアオキ、ヒメモチ、ハイイヌガヤなどの多雪地域に特有の植物が自生しており、
日本海型の気候条件を反映しています。
天然林では標高600m付近まではコナラや常緑広葉樹であるウラジロガシなどの暖温帯林構成種が見られます。
それ以上の標高ではブナ、ミズナラを主体とした冷温帯林構成種が見られますが、森林帯の境界は不明瞭です。
一方で、氷河期の遺存種であるゼンテイカやリュウキンカも生育しています。 -
高等菌類(きのこ類)は、1967年に発表された「京都大学芦生演習林の菌類」では288種(変種・品種含む)が
報告されていますが、その後の複数の研究も合わせると、少なくとも413種が確認されています。 -
初心者でも歩きやすいトロッコ道を、学びながら歩きます。
一緒に憧れの芦生へ行きませんか?